夢家族の少女     

フレンチポリネシアから (2002.July.8)

「マルケサス!!ツアモツ!!パラダイス!!」

こんにちは。山下優美です。 皆さんお元気ですか?
私達は今、マルケサスと言うパラダイスで楽しんでいる所です。 そして<Flyng>と言うシングルハンドの、ノブさんと一緒です。  一緒に食事をしたり楽しい事ばかりです。
 最近では「ファツヒヴァ」(Fatu va)でマンゴーをとったりしています。地元の 子供も本当に人なつこくってときどき(ほんのちょっぴり)ズウズウシイ時もあるほどです。私達は、地元の子の名前を覚えれないのに地元の子は、会うたびに私達の名前を覚えていて少しこっまてしまいます。早く覚えなくては、、。
私の日記を少し紹介します。     
『ITCZでスコールの中』 もうITCZに入ったかな。と思ったのは、今日スコールほどではないけれど、雨がふったからです。これが一番初めの雨でした。
次の日は、スコールらしいスコールがふりました。私達はそのスコールでシャンプーをしました。真っ裸になって、、。
 スコールはどういうふうにふるか説明します。
オリハルコンの周りには沢山の雨雲があります。その雨雲がオリハルコンにどんどん近ずいてくるのです。 そしてトップ−がふくのです。(吹かない時もあります。)そのためにセールを小さくしておきます。スコールが来ると今まで「暑い暑い、」といっていたキャビンの中は、鳥肌が立つ一歩手前ぐらいすずしくなります。そんな時を裸になって外へ出るんですけど、鳥肌立ちまくりでブルブル震えてしまいます。
「この涼しさと暑さがmix すれば気持ちいいと思うんだけどな〜。」 時々空の方は、私達がいる所と風が逆になる時があります。だから、逆の風でも雨雲が近ずいてくる事もあります。  雨が来ると私と碧は体にもやい結びをしてシャンプーを持ってコックピット(外)に出ます。やはり雨が来ると外にバケツを出します。それに雨水をためてそれでもシャンプーをします。
 このシャワーは自然のシャワー!まさに天からもらった水!!
 こんな感じで天からのシャワーを楽しんでいます。 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪  ♪

『マンタレイ』(オニイトマキエイ、マンタ)
4/18 私達はノブさんをむかえに行くために、タフアタ島の「ハナモエノアベイ」を出発す る用意をしていました。  もうお父さんはいかりを上げ始めていて、お母さんは舵をスタンバイしていました。 エンジンはニュートラルでした。 私と碧は中にいました。 すると、外にいたお母さんと父さんはサワギ始めました。
???私は「何かな?」と外へ出てみました。バウ(船首)にお父さん達がいて2人 とも海の中を見ていたので私も同じ所を見ると、何か白と黒いのが入れ代わりい入れ 代わり回転しているのです。それは、平べったい物でした。  !!!
「マンタじゃ!マンタ!!」とお父さんが言いました。だから私は碧を呼び にいった。もしかしたらマンタと泳げるかもしれないのでワクワクしていました。 やっぱりお父さんが「ねーちゃん(私の事)泳ぐ用意!!」と言いました。私はすぐ 用意をしました。パパの足ヒレ、水中メガネ。碧の。私の。ママは泳がないからなし。 碧が先に着けて、一人で海に入った。
スゴイ!!私は一人で海に入るのコワイのに! 私はいつもパパが入ってから海に入るのに、、。それに一人で入ってマンタがおそっ て来たらどうするの!?!?
海に入った碧が「マンタ!マンタ!オッキー−(大きい)!!」とビックリしている。 パパがはいった。私もパパが早くこい、と言ったので洋服のまま入りました。マンタ が目の前にいた。シュート伸びたハネ。ぼんやりした顔。何も考えていませんよーと言う感じで回転しなラプランクトンを食べてるの。まだ子供みたい。小さいし(1. 3m位)。マンタってジンベイザメの顔にそっくりでした。マンタは人を恐れないよ うです。マンタと泳げてすごくよかった!
ダイバーはマンタと泳ぐのは夢の一つだも んね。マンタくん遊びに来てくれてありがとう。マンタもイルカのようにかわいかっ たです。
ちょっと飛んでツアモツの日記です。
  ツアモツはドウナツみたいな形のサンゴで出来た島です。
  ドウナツの中をラグーンと 言ってそこにアンカリングします。
  ドウナツには切れ目が1つ2つありそこから中に入ることが出来ます。それをパスいいます。パスは潮が行き来する道でもあるので、 うっかり泳いでいて外洋に流されてしまうかも。
  ラグーンの中にはサメがウロウロし ています。
  『初めてのツアモツだ!!』 ツアモツのマニヒ(MANIHI)に入った。パスを通る時キンチョウしました。なんと言っ ても初めてだし。サンゴに乗り上げないように気をつけなくては。
  パパ、碧、私は浅瀬がないか、しかっりと見ていました。いきなり水が透き通って下 が見えました。そして又見えなくなりました。無気味でした。
  沢山のコーラルパッチです。夜は絶対に入らないようにしなくてはいけません。いき なり水深計が9・(1・約30・)をさしました。大きな岩の上を通ったのです。こ れより大きな岩があったら大変。
  オリハルコンは6・より浅くなるとぶつかってしま います。浅い所をよけコーラルパッチをよけながら進みます。
  詳しい海図でも、水深を調べてないしるしの所もあり、私達の目がたよりです。 潮をの流れが混み合っている所を行くとザーとオリハルコンをこすります。
  川の様で す。マニヒの中の海はあまりきれいではなかった。ともだちのおじさんと外の海を、 ディンギー(ゴムボート)といっしょに泳ました。 外の海はとってもきれい。ブルー。 きれいな魚が色とりどりのお花畑のように泳ぎ回っていました。とってもキレイで、 かわいかったです。
<オリハルコン>の小さなクルー   山下 優美   Yumi Yamashita
<Oric Halcum> 動物の好きな私は、色々な動物に出会いました。シャチやイルカ、、。 特にシャチがお気に入り。