思い出の航海機器

 

 

セキスタント
(六分儀)

太陽と水平線との角度を測って計算する。

コンクリートヨットで太平洋横断(1975年)の時とホノルル-ヒロシマ間ヨツトレース(1989年)の時に使用した。

使用方法
一回の観測で位置の線が一本しか出ない。時間をずらせて最低もう一回観測して計算の後、チャートの上で作図する。二本の線が交わった所が現在位置となる。

水晶時計(左)
1975年当時新品が20万円を中古で6万円で入手。

クォーツ(右)
数年後、同等精度のクォーツ時計が1万円前後。

クロノメーター
(セイコー水晶時計)

クオーツ腕時計

ロランA (1975年当時)

コンクリートヨットで太平洋横断の時に使用。
  使用可能範囲は限られた海域であり、殆ど北半球に限られた。

 自船の推定位置から適当な局を選び、時間差の値を測定し、ロランチャート上で船位を決定する。
 電源は100Vが必要でインバーターを使用した。
 ディスプレーは小さいがブラウン管で、内部の心臓部はミニチュア真空管が使用してあるので、消費電力は大きい。

 

民間のラジオ局や灯台からの電波等を指向性の強いアンテナを回して受信して、その局への方角をさがす方法で航海する。
 測定誤差は非常に大きいが、この程度のもでも航海には十分使用に耐えるから航海は面白い。

Radio Direction Finder

(無線方向探知機)

 

ロランC

1987年1989年頃

 表示は液晶で計算された緯度経度の数字が瞬時に刻々表示される。
 消費電力も少なく精度も大幅に改善されたが、まだ海域により数値を修正する必要があった。
 奄美大島西岸近くでは、船位が山の上に出た。
 人工衛星を使って全世界規模で使用でき抜群の精度で位置が刻々と表示されるので、陸地相手ではレーダー代わりも使用できた。
 ノートパソコンに地図を表示して、その上にポジションをプロットすれば、ロランプロッターとしてゲーム感覚で楽しめる。
G.P.S
(GlobalPositionSystem)

 

ギャラリーINDEXへ