故土肥政男

(92歳)

2002年逝去

上肥さんは92才現役報道プロカメラマン

1907年(明治40年)福山市丸の内で出生 日本テレビ(NTV)初代カメラマン

その後尾道市の新聞社に38年間勤務、現在は福山経済リポート社と尾道備

後レポート社の専属カメラマン、同時に厚生省専属遺骨収集団カメラマン

◎ フィリピン・レイテ市名誉市民

   

土肥さんとフィリピンとの関わり

昭和17年 福山市の歩兵第41連隊に入隊


昭和19年 フィリピンレイテ島大激戦のため連隊長以下2300余人が全滅

       *土肥さんは連隊の連格で島を離れていた。

昭和48年 戦友の遺骨収集のため厚生省の収集団に同行

昭和55年 タクロバン市と福山市と姉妹都市提携に大きく貢献

昭和60年 タクロバン市の名誉市民

昭和62年 日比親善の貢献者としてアキノ大統領より感謝状

      *昭和62年までに49回渡比.その度に小学校にオルガンや文房具
        を送り続けた。

      *10月20日のフィリピンの慰霊祭「レイテ・デー」にも毎年参加している。
        現在までに60回以上渡比。ちなみに海外旅行は 120回,パスポート
        は6冊目を数えるという。

遺族と共にミンダナオ島・レイテ島・パナイ島・ネグロス島などを訪れ、遺骨収集と

慰霊をし「ルバング島では小野田少尉救出作戦にも参加した。

   

フィリピン・レイテ州知事(女性)と握手

   

解体寸前の興安丸(戦後の引き揚げで活躍した)の写真・土肥さん撮影