ご意見ページ・備後つべこべ
今回のテーマは、「鞆の浦港、埋め立てと架橋問題」
このコーナーは、世界中の皆様からインターネットを通じて、
ご意見、ご感想を頂く、つべこべコーナーです。
「つべこべ」とは、広島県福山市つまり備後地方の方言で、
「文句を言う」と言うくらいの意味です。 |
1200年もの歴史を誇るわが福山市の鞆の浦は史跡が多く、瀬戸内海では唯一 の江戸時代の風情を今に留めている港町です。 港というものは、海族にとっては緊急避難する所であり、休息安息の場所でもあ ります。 海から訪れる海族達にとって、観光に訪れた港に安心してヨットを係留し、テン ダーでこぎ上がったすぐその場が、いにしえの町並み、古寺、保命酒蔵、船具屋、 坂本竜馬の隠れ家であったりすれば、歴史のロマンの中で心を遊ばせ、洗われ、素 直な子供のような自分を発見するすることが出来る。 21世紀に必ず見直されるであろうと言われる史跡多いこの鞆の浦に港の架橋埋 めたて問題が持ち上がり、 賛否両論に分かれて論議されている。
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昔はお侍の駕籠とか荷馬車が通った狭い町道を仕事に向かう車の朝夕の通勤ラッシュの解消と、住 民自身 とより多くの観光客の為の大駐車場の造成理由を錦の御旗のように掲げるのが、埋め立て賛成 派です。 あろうことか、港に橋を架けるれば、交通渋滞も緩和でき、過疎化が軽減され、観光も沢山やって くると本気で思っているらしい。 やってきた観光客が目にした物が、架橋により壊された景観であったら二度とは足をんでは来ない。 車の通行がスムーズにると過疎化が緩和されると言うが、田島横島では内海大橋のお陰により過疎化 が進んだと言う。 橋が出来れば、勤め人は会社が時間的に近くなり、年寄りは急病になってもすぐ病院へ行けると思 っていたが、実際は、親に万一の事が有ればすぐにでも帰れると言って町へ移り住んだので、余計に 過疎化が進んだ。 史跡の景観保護と21世紀にむけての観光地を考える人々が、埋め立て反対派です。 ところがどっこい、賛成派の意見も反対派の意見も、みんな海に尻を向けた内容に始している。
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船舶の緊急避難場所としての港の本来的存在にも水を差し、ヨット、ボートの 入港の行く手を阻む無謀な計画に、より多くの海族のみなさんはヨットで実際に入 港され 体験に基づく海からの意見を「つべこべ」言って下さい。
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